星の王子さまに学ぶ「本質を見抜くリーダーのスキル」

皆さんは、「星の王子さま」は読んだことはありますか?エディ・マーフィーのやつではないですよ(そっちの方がマニアックですね)。

リーダーシップは、周りの人々や組織をリードし、成長や発展を促すための行動が求められます。そのためには、リーダーには様々なスキルや教訓が必要だと考えます。今日は、サン=テグジュペリの「星の王子さま」から得られる教訓を参考に、リーダーにとって必要なスキルや教訓を考えてみました。

 

【大切なものは目に見えない】

小さな王子は、花や星、そして友情などの大切なものは目に見えないものであることを教えてくれます。この教訓は、リーダーにとっても非常に重要です。組織を運営する上で、数字や利益だけに焦点を当てるのではなく、従業員の人間性心理的側面、つまり目に見えないものにも注目することが必要です。リーダーは、従業員との関係性や信頼関係を築くことに重きを置き、組織にとって何が大切であるかを見逃さないようにする必要があります。

 

【孤独や切なさを感じることも大切】

小さな王子は一人で旅をする中で孤独や切なさを感じることもありましたが、それが自分自身を知り、成長するための大切な経験であったと気づきます。この教訓は、リーダーにとっても重要です。リーダーは、常に周りに人がいるため、孤独や切なさを感じることは少ないかもしれませんが、本質的にはリーダーはいつも孤独です。その上で正しく自分自身を見つめ、自分を律し顧みることで、よりよいリーダーシップを発揮することができます。

 

【周りの社会に疑問を持つこと】

小さな王子は、地球に来た際に大人たちの社会に疑問を持ちます。人々があまりにも忙しく、真剣なことを忘れ、自分たちを見失っていることに戸惑います。この教訓は、リーダーにとっても非常に重要です。リーダーは、組織にとって本当に重要なことは何かを常に考え、目の前の仕事だけに縛られず、より大局的な視点を持つことが必要です。自分たちの仕事が社会に与える影響や、自分たちが持つ価値観との整合性を考え、リーダーシップの方向性を確立することが必要でしょう。

 

【真実を見抜く力が必要】

小さな王子は、たくさんの星に出会いますが、中には大切なものではない星もありました。そこで小さな王子は、見た目や大きさだけでなく、その星が自分に何を与えてくれるのか、本質を見抜く力を身につけることが必要だと気づきます。この教訓は、リーダーにとって最も重要かもしれません。リーダーは、組織の中で多くの人々と関わります。たくさんの情報を取捨選択し、本質を見抜く力を養うことで、チームにとってより効果的なリーダーシップを発揮することができることでしょう。

 

【自分自身を見つめることが必要】

小さな王子は、地球に来た際に自分自身を見つめ、自分が本当に望むものが何かを見つけます。この教訓は、リーダーにとって、またチームにとっても重要です。リーダーは、常に周りの人々や組織のことを考えて行動する必要がありますが、同時に自分自身を見つめ、自分が本当に望むものを見つけることが大切です。チームのあるべき姿を思い描き、その上で自分自身が満足し、成長し、自信を持つことで、より良いリーダーシップを発揮することができます。

 

以上、サン=テグジュペリの「星の王子さま」から得られる教訓を参考に、リーダーにとって必要なスキルや教訓をまとめてみました。若干こじつけてる部分もあるかもですが、いずれにせよリーダーシップは、周りの人々や組織をリードし、成長や発展を促すための行動が求められます。こういった教訓を常に念頭に置き、自分自身を磨き、成長し続けることが大切なんじゃないかなと思います。

 

ちょっと長くなりましたが、読んでいただけると幸いです。

ちなみに星の王子さまを読んだことない人はぜひ中田敦彦さんのYouTube大学を見たら絶対読みたくなるのでお勧めです。

【星の王子様①サン=テグジュペリ】本当に大切なものは目には見えない - YouTube

【星の王子様②サン=テグジュペリ】あれが僕の薔薇だから - YouTube