部下を成功に導くリーダーの役割

リーダーが部下に対してやるべきことってたくさんありますよね。

 

今日は私が思うリーダーが部下に対してやらなければならないことをランキング形式で5つ書いていこうと思います。まぁ、当たり前のことかもしれないですが、できていないことが多いと思いますよ。

 

第5位:コミュニケーションを活発化させる

これが5位ってのは意外かもしれませんが、リーダーは部下とのコミュニケーションをしっかり取り、必要な情報を共有することで、信頼関係を築き、良好な人間関係を作ることができます。また、部下が自分たちの意見を自由に言えるようにし、受け止める姿勢を示すことで、組織にとって有益なアイデアが出ることもあります。なので、必ずコミュニケーションを取ることが必要だと考えます。もちろんだらだらと仲良くしなくてはいけないということではなく、仕事上のコミュニケーションで充分です。

 

第4位:モチベーションの維持

やはりモチベーションはとても大事です。部下に対して少し背伸びしないと届かないくらいの挑戦的な目標やプロジェクトを与え、個人一人ひとりの興味やスキルに合わせたチャレンジを与えることで、モチベーションを高めることができます。意外と簡単にできることや難しすぎることを与える上司は多いので、気をつけましょう。

 

第3位:チームワークを促進する

コミュニケーションに少し似てますが、これは部下同士が協力し、支援しあい、より良い結果を生み出すために、チームワークを促進するということです。私はよく言うのですが、10人がそれぞれ10個の仕事を与えられて、全体で100個の仕事をするとする。その時に個人個人が10個の仕事をするのではなく、自分は自分の仕事を1個だけして、残りは他の人の9個の仕事をしなさい。そうすれば出力された結果は同じだが、プロセスは全く違うものとなり、結果として今後のチームワークの向上や仲間意識を高めることが出来たり、仕事への責任感が起きやすくなります。チームの和を乱す人間には徹底追及して、改善させることもします。

 

第2位:目標の共有

リーダーは必ずその組織に目標やビジョンを共有しなくてはなりません。そして部下がその目標に向けて働く意味を理解するようにサポートしなくてはいけません。明確な目標があることで、その組織が同じ方向を見て仕事をし、それぞれが何をすべきかを理解し、一つの集合体として動くことができます。また、目標を共有することで、リーダーは部下に対して責任を負うことを示し、部下自身の存在価値を伝えてあげることができます。結果として、部下は目標達成に向けて熱心に働くことができるようになり、組織全体の成功に直結します。

 

第1位:フィードバック

第1位は絶対にこれです。上記の5~2位の項目もそれぞれフィードバックがあってこそです。リーダーは部下に定期的かつ具体的なフィードバックを行ない、彼らが改善し、成長するためのサポートを提供する必要があります。ここで間違ってほしくないのはフィードバック=指導とかフィードバック=叱ることと思っている人がたまにいますが、まったくそうではありません。むしろ褒めることがフィードバックです。もちろん課題も伝える必要があるので、比率で言うと8:2くらいの割合でしっかりと褒めてください。そのくらい部下を常に見ていないといけません。しっかりと承認しないといけません。その上で、あと何を改善すればよりその部下が成長するのかを一緒に考えて答えを導き出してあげて、その改善策も一緒に考えて、次の目標設定につなげてあげること。これが本来のフィードバックのあるべき姿です。このフィードバックを受け取った部下は、必ず自分自身のパフォーマンスを理解し、改善点を把握し、あなたのために全力を注いでくれるようになります。

 

以上が、リーダーが部下を成功に導くために重要な5つの方法です。もちろんまだまだ細かいことはたくさんありますが、あえて5つ抜き出すとするとこんな感じですね。

ぜひこれらの方法を実践し、部下が持つ潜在能力を最大限に引き出すことができるように、このブログが役立てれば幸いです。